オリカネ虫、O.S.Pのプロスタッフである折金一樹氏によって開発された、虫ルアーの中でも特別な存在です。このルアーは、虫ルアーの流行前から折金氏が独自に開発し、マニアックに追求し続けた結果、一般には公開されていない秘密のアイテムとしての地位を確立しました。その性能は非常に洗練されており、特にバスフィッシングの聖地とされる亀山湖や高滝湖でのトーナメントで折金氏を何度も勝利へと導いています。
オリカネ虫の最大の特徴は、その抜群の集魚力にあります。小さなシルエットながらも、高いプレッシャー下での性能が優れている点が注目されています。さらに、虫ルアーに慣れたバスでも騙すことができるほど、極めて餌に近い存在感を放っています。また、スナッグに引っかかりにくい設計でありながら、フッキングの良さも兼ね備えている点も特筆すべきです。
このルアーのカップ型ヘッドは、甘いポップ音とスプラッシュを生み出し、小さいシルエットの虫ルアーでは通常気づかれにくいカバーの奥や深いレンジからバスを引き出す効果があります。逆向きアームの設計は、溺れる虫の動きをリアルに再現すると同時に、移動距離を抑えた誘いを可能にします。さらに、四対のレッグは水面に浮かぶことで、わずかなシェイクによっても複雑な波紋を生み出し、魚を引き寄せる効果があります。
ブラシガードはヘビーカバー攻略を想定しており、フックの中心線上をしっかりガードするよう設計されています。また、下向きのラインアイとフックは、折金氏が多くのパターンを試した結果、最もフッキングが良いとされています。このルアーは、虫が主要な餌となっているフィールドだけでなく、超ハイプレッシャーや見えバスに対しても大きな効果を発揮します。
折金氏が追求したボディデザインは、どんな虫にも見えるシルエットを目指しており、その結果、バスがシェイクに警戒している状況でも、浮かせておくだけでバイトを得ることが可能です。このルアーは、ウルトラライトからミディアムライトのスピニングロッドに最適で、ラインはフロロカーボンやナイロン3〜5lb、またはPE0.3号〜1号が推奨されています。全長34.0mm、重量2.8g、タイプはフローティングで、19色のカラーバリエーションがあります。価格は1,012円(税込)、ECOモデルは1,023円(税込)で、2013年6月に発売されました。
オリカネ虫のインプレ
昼すぎから陸っぱり!
オリカネ虫でナイスコンディションの50アップ‼️
最近は何もアクションさせない方が釣れる。テクスタードキャップで釣ってやりました‼️ pic.twitter.com/Ba2ZQ8gfI4
— rei (@simorei000) July 31, 2020
遠征4日目は旧吉野川水系オカッパリ❗️
水路でのサイトでオリカネ虫を提灯や水面ピクピクで誘い、提灯で49cm2キロオーバー❗️
今日もOSPプロスタッフ浦川さんにご一緒させて頂き、勉強させてもらいました😁
自分に足りないものが再確認できた2日間でした😤#旧吉野川#osp #オリカネ虫 pic.twitter.com/nnl6r6EJv5
— 高柳 岬 (@TMBass2) September 22, 2020
オリカネ虫で46cm pic.twitter.com/KQdvZ9dDmW
— もやし炒め (@moyashi3234) August 18, 2019