OSPの阿修羅89EX-DRは、ディープミノーイングを革新するために設計されたルアーです。従来のショートビルミノーが1~2mの水深で効果を発揮する一方で、このルアーは水深2.5m以上を狙うことに特化しています。特に、水深3.5~4mをターゲットにしており、ベイトフィッシュのサイズに近い9cmのサイズを採用しています。これにより、必要な飛距離とサイズ感を両立しています。
このルアーの特徴は、Wタングステン重心移動システムと空気抵抗を最小限に抑えたボディ形状を採用している点です。これにより、大型リップであってもロングキャストが可能となっています。加えて、軽量で強度のあるハニカムボディと低重心ウェイトにより、泳ぎ出しが良く、ハイピッチなタイトアクションを実現しています。ロングリップの設計により、回避能力が高く、水面から最大4.2mまで潜ることができます。また、トゥイッチ時にもレンジをキープし続け、鋭いスライドアクションを提供します。
その他の仕様として、全長は89mm、重さは11.8g、タイプはスローフローティングで、前後に#6サイズのフックと#2サイズのリングが装備されています。カラーバリエーションは14種類あり、価格は2,090円(税込)です。発売は2023年11月とされています。このルアーは、従来のミノーでは難しかった水深4m以上のレンジをカバーすることで、新たな釣りの可能性を提供しています。